2016年8月2日火曜日

Oculus Riftでブラウザで動くWebVRアプリを使う

WebVRは、HMDやGoogle CardboardなどのVRデバイスをブラウザで扱えるようにするためのAPI。このAPIを使ってOculus Rift向けのWEBアプリをつくれる。FirefoxとChromeに実装されているが、まだ実験段階の機能で、FirefoxとChromeともに開発版でしか使えない。ただし、今回試したMozVRのアプリは、Firefoxの開発版であるNightlyでしか動作しなかったので、ここではFirefox Nightlyを使うことを前提として、MozVRにあるアプリをOculus Riftで使えるようにする。

正式版のFirefoxでは、以前は使えていたのだが、MozVRのアプリがいつの間にか動作しなくなっていた。もしかしたら、Oculus Rift製品版のアプリをインストールして、Oculus Runtimeのバージョンを上げたためかもしれない。

Oculus Riftの環境は、Oculus Rift DK2に、製品版アプリのOculus App Version 1.6.0をインストールした状態。Oculus Rift製品版アプリについてはこちら


Oculusアプリの設定変更


Oculusアプリを起動し、右上の歯車マークをクリックしてSettingsを開く。

続いて、[General]>[Unknown Sources]をクリックしてAllowにする。


Firefox Nightlyをダウンロードしてインストール


Nightlyのダウンロードはこちらからできる。

※最新版NightlyだとMozVRアプリがOculus Riftで動作しない。その場合の対処はこちら(2016/8/20)。

MozVRのアプリを試す


MozVRにFirefox Nightlyでアクセスすると、以下のような画面が表示される。これはWebVRのデモになっていて、WebVRに対応したブラウザであれば以下のような「ENTER VR」というアイコンが表示される。これをクリックすると、Oculus Riftでデモを見ることができる。

同サイトのSHOWCASEにはいくつかアプリがあり、これらも「ENTER VR」と同様のアイコンが表示されるので、それをクリックすることでOculus Riftでアプリを使えるようになる。



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