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2016年8月20日土曜日

NightlyのバージョンアップでWebVRアプリが動作しないときの対処

ブラウザで動くWebVRアプリがあって、Oculus Riftで使えるものがある。具体的には、Oculus Riftでブラウザで動くWebVRアプリを使うで書いたMozVRがある。WebVRアプリを動かすブラウザとしてFirefox Nightlyを使うが、最新版(2016/8/20現在)だとOculus Riftが使えない。この場合の対処をまとめておく。

旧Nightlyのインストール


以下のサイトからNightlyの旧バージョンをダウンロードできる。
https://archive.mozilla.org/pub/firefox/nightly/

8/10リリースのものだとOculus Riftが動作した。ディレクトリは2016-08-10-03-02-02-mozilla-central。

自動アップデート設定の変更


Nightlyが自動アップデートしないように設定を変える。メニューから[Tools]>[Options]>[Advanced]>[Update]を開き、「Nightly updates」を、「Check for ...」か「Never ...」のどちらかにする。

以上で元のようにOculus RiftでWebVRアプリが動作するようになった。


2016年2月16日火曜日

Youtubeの3D動画再生(2016年版)

去年の年末にYoutubeの3D動画オプションがなくなってしまったことに気づいたが、オプションがなくてもOculus Riftで見ることができる3D動画もあるので、Youtubeの3D動画を再生する方法を改めて整理する。

まず、Youtubeにアップロードされている3D動画にはanaglyph(アナグリフ)とside by side(サイドバイサイド)の2種類ある。Oculus Riftで見ることができる3D動画はside by sideで、画面が左右2つに分かれている。side by sideはSBSと省略されることもある。一方anaglyphは、3Dメガネで見る3D動画で、裸眼だと映像が二重になって見える。以下のような3Dマークがある3D動画を見たことがあるが、これはanaglyphだった。

side by side動画を見る手順は以下の通り。

1.Oculus Riftのディスプレイモードを Extend Desktop to the HMD にする


2.Windowsの [Windowsのディスプレイ表示の変更]で、[複数のディスプレイ]を「表示画面を拡張する」に設定する(PCのモニタをメインディスプレイにしておく)

 

3. ブラウザでYoutubeのSide By Side動画を表示する

4. ブラウザを拡張した画面に移動させる(この時点でOculus Riftの画面にブラウザが映る)

5. 動画を全画面表示で再生する


ちなみに、ブラウザをPCの画面に戻したいときは以下の方法が簡単。

1.ブラウザをタスクバーでクリックする
2.Altキーとスペースキーを同時に押す
3.Mキーを押す
4.方向キーで対象のウィンドウを動かせるので、適当な場所まで移動させる
5.Enterキーを押す

 

2016年2月6日土曜日

Ocean Rift - 海の中を体験する

Oculus Riftのフォーラムで紹介されていたOcean Riftがおもしろそうだったので試してみた。Ocean Riftでは海中をVR体験できて、クジラやサメなんかも登場する。

まずはOcean RiftのホームページからOceanRift_v1.03_DK2をダウンロード。ダウンロードしたファイルを解凍すると、ダイレクトモードと拡張デスクトップモード用それぞれの実行ファイルがあるので、Oculus Riftのモードにあったファイルを実行する。

操作方法は以下の通り。

方向キー: 各方向に移動
左Shift: 上昇
左Ctrl: 下降
マウス: 方向転換

海中がよく再現されていて臨場感がある。クジラといっしょに泳いでいるような体験ができたし、サメに襲われもした。趣味でダイビングをやるけれど、いつか家にいながらダイビングと同じような体験ができる日がくるかも。

今回試したのはデモバージョン。サムソンのGear VR用にはフルバージョンがリリースされているが、Oculus Rift用はまだのよう。フルバージョンではさらく多くの生物が登場し、深海や日本の旧石器時代の海なんかも再現しているようなので、Oculus Rift用のフルバージョンがリリースされたら試してみたい。