2016年1月3日日曜日

Mitaka - 星空や宇宙を体験する

Mitaka は、国立天文台のホームページでは以下のように説明されている。

国立天文台 4次元デジタル宇宙プロジェクトで開発している、 天文学の様々な観測データや理論的モデルを見るためのソフトウェアです。 地球から宇宙の大規模構造までを自由に移動して、 宇宙の様々な構造や天体の位置を見ることができます。

この説明だといまひとつイメージがわきにくいけれど、簡単に言うと、PCで星空を見たり、太陽系惑星などの3Dモデルを見たりできる。しかも実験版ではあるけれど、Oculus Riftに対応している。以下は動かすまでの手順。

1.ファイルのダウンロード(バージョン1.3.0 )
以下のサイトから5つのファイルをダウンロード
http://4d2u.nao.ac.jp/html/program/mitaka/index.html
・Mitaka バージョン1.3.0 (地形データ無し)
・Mitaka バージョン1.3.0 (Oculus Rift DK2 対応版)
・地球の地形データ
・月の地形データ(高解像度版)
・火星の地形データ

2. インストール
mitaka_130.zip を解凍するとmitakaフォルダ内にファイルが解凍される。mitaka_130_OVR.zipを解凍し、mitaka_OVRフォルダ内のファイルをmitakaフォルダにコピー。earth_topo.zip、moon_topo.zip、mars_topo.zipをそれぞれ解凍し、*_topo.datをmitaka\dataにコピー。

3.実行(Direct Mode)
WindowsタスクトレイのRift Display ModeでDirect HMD Access from Appsを選択して、mitakaフォルダ内のmitaka_OVR.exeを実行。

起動時は地表にいる状態で星空が見える。sキーを押すと視点が地表から離れて宇宙に行き、さらにPageDownキーを押し続けると地球から遠ざかり、地球全体を見渡せるようになる。


xキーを押すとメニューが表示され、ここから月などのターゲットを指定すると、いっきにそこまで移動できる。ちなみにメニューを消す、あるいはひとつ前のメニューに戻るときはzキーを押す。マニュアルのはじめの方にある一覧表になかったので、メニューの消し方がわからなくて少し迷った。その他詳しい操作方法は、mitakaフォルダにマニュアル(mitaka_manual_J.pdf)がある。

ゲームパッドにも対応しているので、こちらの方がPCのキーボードよりも操作しやすいかも。

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