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2017年3月19日日曜日

Oculus Rift DK2でYouTubeのVR動画を見る

Virtual Desktopというアプリを使うとYouTubeのVR動画をOculus Riftで見ることができる。以前にYouTubeのVR動画をみるで書いたときはベータバージョンのような位置づけでまだストアでも販売されていなかったけれど、去年からこのアプリがSteamで販売(1,480円)されるようになった。Windows8以上が必要なのは前と変わらない。改めてOculus Rift DK2でYouTube動画を見るまでの手順をまとめておく。

前提条件として、Oculusアプリがインストールしてあることと、Oculus RiftをSteamVRで使用できるようにしてあること。それぞれの手順はOculus Rift DK2で製品版アプリを使うSteamVRのアプリをダウンロードしてOculus Rift DK2で使うを参照。Oculus RiftがSteamVRで使用できる状態なら、あとはVirtual Desktopを購入してインストールするだけ。


Virtual Desktopのインストール


Virtual Desktopの購入はSteamアプリかSteamのストアからできる。ストアならこちらから購入できる。

購入が済んだら、Steamアプリを開いてダウンロードを行う。

ダウンロードが完了したら、Virtual Desktopを起動する。

起動するとCDキーをメモするかクリップボードにコピーするようメッセージが表示されるのでどちらかをしておく。

続いてモードを選択するウィンドウが表示される。ここでは「Oculus VRモードでVirtual Desktopを起動」を選択。

セットアップがはじまり、しばらくするとVirtual Desktopが起動する。Virtual Desktopをいったん終了して、Oculusアプリを起動する。右上の歯車のマークをクリックしてSettingsを開き、AccountのRedeem Codeに先ほどのCDキーを入力する。

これでLibraryのNot InstalledにVirtual Desktopが表示されるのでインストールする。


YouTubeのVR動画を再生する


OculusアプリからVirtual Desktopを起動するとSETTINGS画面が開く。YouTubeのVR動画をみる方法はYouTubeのVR動画をみると同じ。はじめにブラウザで見たいYouTube動画を開いて、そのURLをコピーする。「VIDEOS」の画面を開いて、「Paste Url」を押すと、動画のダウンロードがはじまる。ダウンロードが完了すると再生がはじまる。

動画の再生がはじまってもデスクトップが消えない場合は、一度動画を停止ボタンで止めてはじめから再生を開始し、そのまま何も触らないと消える。

ちなみに、家の環境では「ファンクションが間違っています」というメッセージが表示されて動画が再生されなかった。

これについては、レジストリエディタを開いてHKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Windows\NoInteractiveServicesを0にすることで解決した。


VR動画をスマホやブラウザでぐりぐりやるのもいいけれど、HMDで見るのが臨場感があっていい。これなら1,480円払う価値はあると思う。


2016年12月26日月曜日

ひと足お先にOculus RiftでGoogle Earth VRを体験する

Google Earth VR(Google EarthのVR版)がリリースされたが、今のところはViveにしか対応していない。他のHMD向けには2017年に対応されるらしいので、Oculus Riftで楽しむにはそれまで待つしかないと思っていたら、Oculus RiftでGoogle Earth VRを動かす方法あるということでOculusのフォーラムで盛り上がっていた。フォーラムの投稿によると、FakeViveというものを使うらしい。Vive向けのアプリはHMDとしてViveが接続されているかどうかをチェックするが、FakeViveを使うとそのチェックを回避できる。試しにOculus Rift DK2でGoogle Earthを動かしてみたので、そのときの手順をまとめておく。


Google Earth VRのインストール


SteamでGoogle Earth VRをダウンロード&インストールする。Oculus RiftでSteamを使う方法はSteamVRのアプリをダウンロードしてOculus Rift DK2で使うを参照。


FakeViveのインストール


Githubで公開されているFakeViveのファイルをダウンロードする。ダウンロードしたファイルを解凍
して、ddraw.dllというファイルがあることを確認する。続いて、Steamアプリを開き、ライブラリにあるGoogle Earth VRを右クリックして、プロパティを選択するとプロパティウィンドウが開く。




[ローカルファイル」タブの「ローカルファイルを閲覧」をクリックすると、Google Earth VRのファイルがあるフォルダが開くので、そこに解凍したddraw.dllをコピーする。


Google Earth VRを実行する


Google Earth VRはViveコントローラ向けに開発されているが、キーボードでも多少操作できる。起動したらPC画面にGoogle Earth VRのウィンドウが開くので、このウィンドウをアクティブにした状態でEnterキーを押すとメニューが表示される。メニューの選択はSpaceキーで行う。その他の操作は以下の通り。

メニュー表示: Enterキー
移動: Spaceキーを押しながら頭を動かす
回転: Tabキーを押しながら頭を動かす
終了: ESCキー

操作に制限がある状態なのでGoogle Earth VRを完全に体験できたわけではないけれど、VRで有名な観光地を動き回れるのは楽しい。将来的には、世界のいろんな場所がVRで体験できるようになると思う。先がとても楽しみなアプリ。

ただ、メニューから世界各地の場所が選べるが、まともに見られたのはMatterhorn 、Eiffel Tower、Atomiumの3か所のみ。その他は、土台となるオブジェクトはロードされるが、街や景色などのオブジェクトがロードされない。Google Earth VRの掲示板でも同様の現象が報告されているものの、原因に関する回答はなし。グラフィックドライバを最新にアップデートしたり、セキュリティソフトを無効にしたりしてみたが変わりなし。もしかしたら、家のネットワーク回線の速度か、グラフィックカードの性能のためかもしれない。

いずれにしても、FakeViveという正規でない方法を使っているので、何かの不具合が起きる可能性はある。素直にOculus Rift向けのGoogle Earth VRがリリースされるのを待つのがいいかもしれない。


2016年12月14日水曜日

Oculus Rift DK2でXbox 360用ワイヤレスコントローラを使う

Oculus Rift製品版にはゲームパッド式コントローラであるXbox Oneコントローラが付属(日本版は有線のみ)している。しかし、Oculus Rift DK2の場合は付属しておらず、キーボードだけでアプリやゲームを操作するのはやりにくい。そこで、Xboxコントローラを使えるようにする。

せっかくなのでワイヤレスにしたいが、その場合、Xboxワイヤレスコントローラの他に、レシーバーが必要。どうやらXbox 360用コントローラも使えるようなので、Windows用のレシーバーがセットになった以下の商品をAmazonで購入して(Xbox One用ワイヤレスコントローラ+レシーバーよりも安い)接続した。




以下、Xbox 360ワイヤレスコントローラをWindows10 PCに接続したときの手順。

1.OculusアプリでXboxコントローラ追加メニューを開く


Oculusアプリを起動してSettingsを開き、DevicesからAdd Xbox Controllerを選択する。

Devices>Add Xbox Controller

この画面が表示されたらNextを押す。

2.レシーバーを接続する


Xbox 360コントローラ付属のレシーバーをWindows PCのUSBポートに接続する。

Xbox 360コントローラ用のレシーバは以下のような形状。


3.Xbox 360コントローラの準備


まずコントローラに電池を入れ、中央のXboxボタンを点滅がはじまるまで押し続ける。

4.Xbox 360コントローラの同期


レシーバーのボタンを点滅するまで押し続ける。続いて、コントローラ上部の小さな丸ボタンを押すと、コントローラの点滅が速くなり同期がはじまる。同期が完了すると、Oculusアプリの画面に「Xbox Controller OK」と表示される。


5.接続完了


あとはメニューに従って進むだけ。


360 PhotosでXbox 360コントローラを試してみると、操作できた。


ちなみに、Xbox 360コントローラの電源は10分ぐらい放置しておくと自動的に切れる。電源を切るボタンなどはないようだ。


2016年8月10日水曜日

ブラウザで動作するローラーコースターデモ

Three.jsという、WebGLを簡単に扱えるようするjavascriptライブラリがある。ブラウザで3Dオブジェクトをぐりぐり動かすようなアプリを作成できる。そのライブラリにローラーコースターのデモがあるので体験してみた。

Oculus Riftの環境は、Oculus Rift DK2と、製品版アプリのOculus App Version 1.6.0をインストールしたWindows10。Oculus Rift製品版アプリについてはこちら


1.Firefox Nightlyのインストール


Nightlyのダウンロードはこちらからできる。Chromeや通常版のFirefoxでは、Oculus Riftへの表示ができない。

2.Three.jsのダウンロード


Three.jsのサイトからライブラリファイルをダウンロード。

3.デモの実行


ダウンロードしたThree.jsのライブラリファイルを解凍し、\examples\webvr_rollercoaster.htmlをNightlyで開く。

開くとローラーコースターのデモがはじまる。画面下中央にある「ENTER VR」というボタンを押すと、Oculus Riftへの表示に切り替わる。


自分が試したときは数分でVR酔いしそうになったので、長時間の体験は難しい。でもブラウザでここまでできると、今後もいろいろと可能性は広がる。


2016年8月2日火曜日

Oculus Riftでブラウザで動くWebVRアプリを使う

WebVRは、HMDやGoogle CardboardなどのVRデバイスをブラウザで扱えるようにするためのAPI。このAPIを使ってOculus Rift向けのWEBアプリをつくれる。FirefoxとChromeに実装されているが、まだ実験段階の機能で、FirefoxとChromeともに開発版でしか使えない。ただし、今回試したMozVRのアプリは、Firefoxの開発版であるNightlyでしか動作しなかったので、ここではFirefox Nightlyを使うことを前提として、MozVRにあるアプリをOculus Riftで使えるようにする。

正式版のFirefoxでは、以前は使えていたのだが、MozVRのアプリがいつの間にか動作しなくなっていた。もしかしたら、Oculus Rift製品版のアプリをインストールして、Oculus Runtimeのバージョンを上げたためかもしれない。

Oculus Riftの環境は、Oculus Rift DK2に、製品版アプリのOculus App Version 1.6.0をインストールした状態。Oculus Rift製品版アプリについてはこちら


Oculusアプリの設定変更


Oculusアプリを起動し、右上の歯車マークをクリックしてSettingsを開く。

続いて、[General]>[Unknown Sources]をクリックしてAllowにする。


Firefox Nightlyをダウンロードしてインストール


Nightlyのダウンロードはこちらからできる。

※最新版NightlyだとMozVRアプリがOculus Riftで動作しない。その場合の対処はこちら(2016/8/20)。

MozVRのアプリを試す


MozVRにFirefox Nightlyでアクセスすると、以下のような画面が表示される。これはWebVRのデモになっていて、WebVRに対応したブラウザであれば以下のような「ENTER VR」というアイコンが表示される。これをクリックすると、Oculus Riftでデモを見ることができる。

同サイトのSHOWCASEにはいくつかアプリがあり、これらも「ENTER VR」と同様のアイコンが表示されるので、それをクリックすることでOculus Riftでアプリを使えるようになる。



2016年7月21日木曜日

SteamVRのアプリをダウンロードしてOculus Rift DK2で使う


SteamVRはValve社によるVRシステムで、SteamVR向けに開発されたHMDとしてHTCのViveがある。ただ、SteamVRのコンテンツ配信プラットフォームでは、Oculus Riftで使えるアプリもダウンロードできるので、DK2でも使えるようにセットアップした。そのときの手順。

1.Oculusアプリのインストール

Oculus Rift製品版のアプリをインストールする。方法はOculus Rift DK2で製品版アプリを使うを参照。

2.Oculusアプリの設定変更

Oculusアプリを起動し、右上の歯車マークをクリックしてSettingsを開く。

続いて、[General]>[Unknown Sources]をクリックしてAllowにする。

3.Steamアプリのインストール

SteamアプリをSteamのホームページからダウンロードしてインストールする。

4.SteamVRのインストール

デスクトップのSteamアイコンをクリックしてSteamアプリを起動し、メニューから[ライブラリ]>[VR]を選択する。

SteamVRを選ぶと以下のような画面が表示されるので、「インストール」を押してSteamVRをインストールする。

インストールが完了すると右上にVRのアイコンが表示される。


5.ルームセットアップ

ルームセットアップでHMDの調整を行う。Steamアプリのメニューから[ライブラリ]>[VR]を開き、SteamVR Room Setupを選択して「VRでプレイ」をクリックする。

あとは画面の指示に従う。

6.Oculus Rift用アプリをさがす

Steamアプリを起動し、[ストア]>[ゲーム]>[バーチャルリアリティ]を開く。画面右の「タグで絞り込み」でOculus RiftにチェックをつけるとOculus Riftに対応したアプリの一覧が表示される。ここで表示されるのは製品版に対応したアプリなので、DK2では使えないアプリがあるかもしれない。

7.アプリインストール

アプリの画面を開くと、有料アプリでは「カートに入れる」、無料アプリでは「無料」ボタンがある。有料アプリの場合は、ボタンを押すと購入画面へ進み、無料アプリの場合はボタンを押すとすぐにダウンロードがはじまる。



2016年6月27日月曜日

Oculus Rift DK2で製品版アプリを使う

Oculus Rift開発版(DK)にはOculus Shareというアプリをダウンロードできるサイトがあったが、製品版の発売とともになくなってしまった。代わりに製品版用のサイトがあるが、Oculus Shareようにブラウザでアクセスしてアプリをダウンロードできない。製品版のソフトウェアをインストールして、DK2で製品版のアプリを使えるようにする。

1.Oculus Runtimeのアンインストール

DK2で使用しているOculus Runtimeをアンインストールする。

2.Oculus Riftセットアップツールのダウンロード

製品版のセットアップツールをOculusのサイトからダウンロード。

3.セットアップ

ダウンロードしたセットアップツールを起動すると、インストールドライブを選択する画面が表示される。変更する場合は「Change Drive」を選ぶ。

続いてアカウントのセットアップ。サインインしてセットアップを行う。


4.Oculus Riftのセットアップ

アカウントのセットアップが完了すると、Oculus Riftのセットアップがはじまる。Oculus Rift関連のデバイスの認識がはじまるが、DK2なので画面上では認識されない。ここは認識途中でもSkipを押す。

Oculus Remoteは無いのでここもSkipを押す。

続いてXbox One無線コントローラーのセットアップがはじまる。設定画面が3つ続くがすべてSkipかNextで先へ進む。

以上でセットアップは完了。僕の環境では画面上部に「Your computer doesn't meat Rift's recommended specifications and your DK2 is unsupported. You may see issues in VR. 」と表示されている。PCがOculus Rift奨励動作環境を満たしていないことと、製品版のアプリはDK2をサポートしていないことの通知。これは仕方ないので無視。


5.アプリのインストール

Oculusの画面が開いているはずなので(開いていなければデスクトップOculusをクリック)、Storeを開く。インストールしたいアプリを選んで、金額かFree(無料アプリの場合)をクリックする。有料アプリの場合はクレジットカード番号などの入力画面が表示される。無料アプリの場合は「Install」に表示がかわり、そのままインストールできるようになる。

購入したアプリは、OculusのLibraryから確認できる。

試しにOculusの公式アプリ360 Photosを使ってみる。Oculus Remoteが必要となっているが、視点が画面にアイコンとして表示されるので、メニューの選択はこれで行い、決定はリターンキーでできるのでコントローラー無しでも使える。


2016年6月3日金曜日

Oculus Rift環境をWindows8.1からWindows10に変える

Windows10への無料アップグレード期間の終了が迫ってきたので、Oculus Riftを接続しているPCのOSをWindows8.1からWindows10にアップグレードすることにした。結果を先に書くと、アップグレード直後はOculus Riftが使用できない状態だったが、Oculus Runtimeを最新の0.8にして、グラフィックカードのドライバも最新にアップデートしたら使えるようになった。以下はそのときの手順。

1.バックアップをとる
アップグレードしてから31日以内なら8.1に戻せるらしいが、何か問題があったときのために念のためシステムイメージのバックアップをとっておく。バックアップ先の外付けハードディスクなどを接続して、Windows8.1の場合はコントロールパネルの[ファイルの履歴]を開いて、[システムイメージのバックアップ]をクリックしてバックアップの設定をする。


2.Windows10へのアップグレード
Windowsの画面右下の通知領域のウィンドウマークをクリックすると、アップグレード案内のウィンドウが開くので、あとは案内に従ってアップグレード。


3.Service Unavailable
アップグレードが完了してログインしたが、Oculus Riftが使えない。Oculus Configuration Utilityを開くと「Service Unavailable」と表示されている。

実はこれはOculus Runtimeのバージョンが古いため。このときインストールしていたのはRuntime 0.6。Windows10をサポートするのはOculus Runtime 0.7以上。Runtime 0.7のリリースノートに以下の記述がある。

Preliminary support for Windows 10, which requires Direct Driver Mode. If you are using Windows 10, make sure to get the recommended drivers.

4.HMD powered off
Oculus Runtime 0.8をインストールしたがまだ使えない。Oculus Configuration Utilityには「HMD powered off」というメッセージが表示されている。Oculus RiftのLEDは点灯しているので電源は入っているように見える。

5.グラフィックカードのドライバ更新
グラフィックカードのドライバを更新したら無事動作するようになった。

ということは、Oculus Runtime 0.7/0.8に対応していないアプリはWindows10では使えないことになる。古いアプリでない限り大丈夫だとは思うが、どうしても必要になったらバックアップをとったWindows8.1環境に戻すしかなさそう。

2016年4月13日水曜日

ブラウザで動作するOculus Rift用VRコンテンツ

ブラウザで動作するOculus Rift用のデモやゲームがあるので試してみた。MOZVRというサイトにあるが、いくつか準備が必要なのでまとめておく。

※Oculus Riftの製品版アプリをインストールした環境の場合は、Oculus Riftでブラウザで動くWebVRアプリを使うを参照(2016/8/2)。

1.firefox nightlyをダウンロード&インストール
firefox nightlyは通常のfirefoxとは違う。開発途中のバージョン。

2.firefox nightlyにaddonのMozilla WebVR Plusをインストール

けっこう前から通常のfirefoxもWebVRに対応しているので、通常版firefoxにMozilla WebVR Plusを追加すればよい。(2016/6/3)

3.Oculus RiftのDisplay ModeをExternal Desktop to the HMDにする

4.MOZVRにfirefox nightlyでアクセスして、SHOWCASEから試したいデモやゲームを選ぶ
MOZVRにはOculus Runtimeの最新版が必要とあるが、Oculus Runtime 0.6で動作。


ブラウザでコンテンツが楽しめるようになると、Oculus Riftの用途が広がりそうで先が楽しみ。

2016年3月13日日曜日

Virtual Desktop - WindowsデスクトップをVR空間に表示する

Youtubeの360度VR動画を見るためにVirtual Desktopを使っているが、もともとの機能はWindowsのデスクトップをVR空間に表示するというもの。一度Virtual Desktopの機能を整理してみることにした。

まずは、必要な環境。

対応OS: Windows7 SP1以上(Youtubeの360度VR動画を見るためにはWindows8以上)
Oculus Runtime: 0.7.xまたは0.8.x

ダウンロードはVirtual Desktopのホームページから。

インストール後に起動すると、以下の画面が表示される。主な設定はSETTINGSで行う。

<SETTINGS>

Screen Size: VR空間でのデスクトップサイズの変更(F2で縮小、F3で拡大)
Screen Distance: VR空間での視点とデスクトップとの距離
Environment: VR空間の背景画像の変更
Reset Orientation: VR空間での視点の位置をリセットする
Reset to Default: デフォルト設定に戻す
 
[Screen Options]
Curved: デスクトップが湾曲する
Multi-Monitor: 複数ディスプレイ用?(ディスプレイが2台ないので試していない)
Floating: ?(チェックしても変化無し)
Transparent: 背景が透けてみえる(壁紙を設定してある場合は、要Clear Wallpaper)

 [SBS Options]
On Screen: デスクトップをside by sideで表示する
On Screen Anamorphic: デスクトップをside by side(ゆがみあり)で表示する
To Headset: デスクトップの映像をside by sideでOculus Riftに直接表示する
To Headset + Distortion: デスクトップの映像をside by side(ゆがみあり)でOculus Riftに直接表示する

[Oculus Options]
High Quality: 輪郭をなめらかにする。ただし、画像がぼけ気味になる
Queue Ahead: フレームレートをできる限り保持する。ただし、遅延が発生しやすくなる
Latency HUD: 遅延情報を画面に表示する
Render HUD: レンダリング情報を画面に表示する
Performance HUD: パフォーマンス情報を画面に表示する

[Audio Options]
Voice Commands: 声でいくつかの操作(背景変更やゲームの停止など)ができる
Vocal Feedback: ?
Environment Sounds:?
 
[Windows Intergation]
Mirror to Hedset to: ?
Show Error Notificatoins: エラーメッセージの表示
Start when Windows Starts: Windows起動時にVirtual Desktopを起動する

BINDINGタブの機能は未実装。

<GAMES>
デスクトップからゲームなどを起動することも可能だが、GAMESタブに登録しておくと簡単に起動できる。要はランチャーのようなもの。ゲームだけでなく、他のアプリケーションも登録可能。Add Gamesで登録するアプリケーションを選択し。起動するときはPLAYを押す。


PHOTOは360度画像がないので試していない。

<VIDEOS>
VIDEOSでは、PC内にある動画やYoutube動画の再生が可能。360度かドーム型に表示されるので、基本的には360度かドーム型動画の再生用。side by sideの3D動画にも対応している。僕はまだside by sideの360度3D動画をみたことはないが、Youtubeで探したらあるのだろうか。長方形画面の動画はデスクトップでWindows Media Playerなどを使って再生する方がよい。


[Open]
PCにある動画を再生する場合はここから開く

[Paste Url]
Youtube動画を再生するときに使う。Youtube動画へのリンクをコピーした状態でこのボタンを押す

[Stop]
Youtube動画ダウンロードの停止

[Video Mode]
Standard: 360度動画を含む通常の動画再生モード
Side By Side: side by sideの3D動画を再生するモード
Over Under: 画面が上下に分割される(何に使うかは不明)

[Video Projectoin]
Shpere: 360度
Dome: 周囲360度、垂直方向に180度(ドーム)

[Playback Options]
Always Show Desktop: スクリーンを動画再生時にも常時表示する
Stream Lower Quality: Youtube動画のダウンロードに時間がかかる場合、このオプションで低解像度の動画をストリーミング再生する

2016年3月3日木曜日

Sightline:The Chair - 非現実的なVR体験をする

Oculus ShareにはOculus Rift用に開発されたさまざまなアプリが登録されていて、レーティングシステムがあるので、どのアプリが高く評価されているかがわかる。ランキング上位の中で気になったSightline:The Chairを試してみた。

Sightline:The Chairは、プロモーション用のツールとして開発されたものらしいけれど、実際にはVRを体験するコンテンツといった方が正しいように思える。ユーザーはただイスに座って辺りを見回すだけ。それで次々に景色が変わっていく。非現実的な体験ができるというふれこみ。

動かすまでは以下の手順。

1.ファイルをSightlineのサイトからダウンロード

2.ダウンロードしたファイルを解凍

3.解凍したファイルを実行
(Oculus RiftのDisplay ModeはDirect HMD Access from Apps)

4.Configuration画面が表示されるので、デフォルト設定のまま[Play!]を押す



5.Oculus Riftを装着しカメラの方を向き、F12か左Ctrlを押してOculus Riftの視点をリセットする

6.メニュー画面が表示されるので、上下の矢印キー で各メニューを選び、Enterキーで決定する。Normalで通常再生

7.開始したら、基本的には辺りを見回しているだけでよい

操作方法は以下の通り。

m:一時停止
ESC2回押し:メニュー画面に戻る


辺りを見回しているだけで次々に景色が変わっていくのが面白い。VRの360度見渡せる特性をうまく活かしていると思う。

2016年2月25日木曜日

Amateras Dome Player - ドーム映像の再生

Amateras Dome Playerはドーム映像を再生するためのソフトウェアで、主な使いどころはイベントなどになると思う。ドーム映像というとプラネタリウムがよく思い浮かべられると思うけど、個人でドーム映像を見る設備を持っている人なんてまずいない。でも実はこのソフトウェアはOculus Riftに対応しているので、ドーム映像設備がなくても、Oculus Rift用のコンテンツプレイヤーとして使える。更には、RICOHのThetaの動画再生にも対応しているので、VRコンテンツも楽しめる。

動画を再生するまでの手順は以下の通り。

1.Amateras Dome Playerのサイトからファイルをダウンロード

2.ダウンロードしたファイルを解凍

3.Rift Display ModeをDirect HMD Access from Appsにする

4. Amateras Dome Playerを起動

5. メニューから、[ 表示]>[スタイル]>[Oculus Rift表示]を選択

6. 動画をドラッグ&ドロップ

7.ドームの線を消したい場合は、 メニューから、[表示]の「スクリーン」「軸表示」のチェックをはずす

残念ながら僕はThetaを持っていないが、かわりにKODAKが開発したPIXPRO SP360というアクションカメラを持っている。水平方向に360度、垂直方向には214度の動画を撮ることができるので、ドーム映像向きといえる。SP360の動画もドラッグ&ドロップするだけで再生できるので、自分で撮った動画をOculus Riftで見たいときには便利。

Amateras Dome Playerでは他にも、ドームに平面動画や画像を貼り付けて再生することもできるので、使い方次第で面白いことができそう。

2016年2月6日土曜日

Ocean Rift - 海の中を体験する

Oculus Riftのフォーラムで紹介されていたOcean Riftがおもしろそうだったので試してみた。Ocean Riftでは海中をVR体験できて、クジラやサメなんかも登場する。

まずはOcean RiftのホームページからOceanRift_v1.03_DK2をダウンロード。ダウンロードしたファイルを解凍すると、ダイレクトモードと拡張デスクトップモード用それぞれの実行ファイルがあるので、Oculus Riftのモードにあったファイルを実行する。

操作方法は以下の通り。

方向キー: 各方向に移動
左Shift: 上昇
左Ctrl: 下降
マウス: 方向転換

海中がよく再現されていて臨場感がある。クジラといっしょに泳いでいるような体験ができたし、サメに襲われもした。趣味でダイビングをやるけれど、いつか家にいながらダイビングと同じような体験ができる日がくるかも。

今回試したのはデモバージョン。サムソンのGear VR用にはフルバージョンがリリースされているが、Oculus Rift用はまだのよう。フルバージョンではさらく多くの生物が登場し、深海や日本の旧石器時代の海なんかも再現しているようなので、Oculus Rift用のフルバージョンがリリースされたら試してみたい。 

2016年1月3日日曜日

Mitaka - 星空や宇宙を体験する

Mitaka は、国立天文台のホームページでは以下のように説明されている。

国立天文台 4次元デジタル宇宙プロジェクトで開発している、 天文学の様々な観測データや理論的モデルを見るためのソフトウェアです。 地球から宇宙の大規模構造までを自由に移動して、 宇宙の様々な構造や天体の位置を見ることができます。

この説明だといまひとつイメージがわきにくいけれど、簡単に言うと、PCで星空を見たり、太陽系惑星などの3Dモデルを見たりできる。しかも実験版ではあるけれど、Oculus Riftに対応している。以下は動かすまでの手順。

1.ファイルのダウンロード(バージョン1.3.0 )
以下のサイトから5つのファイルをダウンロード
http://4d2u.nao.ac.jp/html/program/mitaka/index.html
・Mitaka バージョン1.3.0 (地形データ無し)
・Mitaka バージョン1.3.0 (Oculus Rift DK2 対応版)
・地球の地形データ
・月の地形データ(高解像度版)
・火星の地形データ

2. インストール
mitaka_130.zip を解凍するとmitakaフォルダ内にファイルが解凍される。mitaka_130_OVR.zipを解凍し、mitaka_OVRフォルダ内のファイルをmitakaフォルダにコピー。earth_topo.zip、moon_topo.zip、mars_topo.zipをそれぞれ解凍し、*_topo.datをmitaka\dataにコピー。

3.実行(Direct Mode)
WindowsタスクトレイのRift Display ModeでDirect HMD Access from Appsを選択して、mitakaフォルダ内のmitaka_OVR.exeを実行。

起動時は地表にいる状態で星空が見える。sキーを押すと視点が地表から離れて宇宙に行き、さらにPageDownキーを押し続けると地球から遠ざかり、地球全体を見渡せるようになる。


xキーを押すとメニューが表示され、ここから月などのターゲットを指定すると、いっきにそこまで移動できる。ちなみにメニューを消す、あるいはひとつ前のメニューに戻るときはzキーを押す。マニュアルのはじめの方にある一覧表になかったので、メニューの消し方がわからなくて少し迷った。その他詳しい操作方法は、mitakaフォルダにマニュアル(mitaka_manual_J.pdf)がある。

ゲームパッドにも対応しているので、こちらの方がPCのキーボードよりも操作しやすいかも。